東大のある哲学教授が
第一回目の授業のはじまりに言った言葉。

通例はギリシャ哲学から歴史の順を追いながら教えるらしいがなぜか？
『ギリシャ哲学にすべての命題はある。
人間のインフラは同じ。
人間は同じことを考え、悩み、
同じ歴史を繰り返す。』

ん〜深い。
何千年も前に作られたエジプトのピラミッドの壁面にも
『最近の若い奴は！』
とあるらしい（笑）

人間は文明の利器を考え発展してきたが
悩むことは一緒(^O^)

『何のために生まれて、何をして生きるのか？
答えられないなんて
そんなのは嫌だ！』(アンパンマンマーチより)

成熟のとき

時代は『下山のとき』である。十年前からずっとそう言い続けていた。
山に登る、ということは、三つの要素があると思う。
一つは、山に登る、こと。
二つめは山頂をきわめること。
三つは、下山すること、である。

その三つは、切り離しがたくつながっている。
登山しっぱなし、ということはありえない。登った山からは、必ず下りるのだ。
そして安全に、確実に、
できれば優雅に麓にたどり着く。
そして家へもどり、また新たな登山の夢をはぐくむ。
登山、といえば山に登ることだけを考えがちである。だが、登ることは登山という行為の第一段階にすぎない。

山頂をきわめる。そしてひと息入れたら下山にかかる。
下山に失敗すれば、登山は成功とはいえない。登って、下りる。両方とも登山であり、山は下りてこそ、次の山頂を目指すことができる。

五木寛之著 『下山の思想』より 。

日本経済も登り続けてきた。
今は、下山のとき。
転げ落ちるのではなく、
安全に
優雅に
確実に下りる必要がある。

会社も同じ。
売上や利益が永久に登り続けることはない。

頂上を極め
転げ落ちる会社もある。

大切なのは
安全に
確実に
優雅に下山し、
次の山頂を目指すこと。

休みながらでもいい。
道のりを楽しみながら、
経験や体力をつけ、
次の山頂に向け備える。

『備えよ常に』

みんなが帰ってから
バレンタインに向けて
ボンボンショコラを仕込んでました(^O^)

チョコレートは温度管理がデリケートなので
密かに僕がやってます。

みんなチョコレート覚えてくれると
助かるんだけどなぁ。

バレンタインに向けて
チョコレート商品の試作。

瀬戸内レモンのレアチーズ
330円

瀬戸内レモンソースを使い
レアチーズケーキにアレンジしてみました(^O^)

今回エスコヤマに行って良かった気づき。

『深く掘り下げる』

日常にある同じ風景、さらにはその違和感など
深く掘り下げるべきものは
たくさんあります。

お菓子を作る繰り返しの作業をする中にも
気温、湿度、季節による食材の水分や味など
変化があるものに違和感があります。

ゴミが落ちていることに気づけるか？
日常にある違和感に気づけるか？

深く掘り下げるべきものは
たくさんあります。

今回のショコラショップの建築も素晴らしいですが、
それらの小さな違和感を修正する繰り返しの積み重ねが
エスコヤマの素晴らしさだと思います。

小山シェフのアイデアやセンス、ロールケーキが
一日1600本売れることなど
注目されますが、
すべては
深く掘り下げることの積み重ねの結果だと思います。
ひとつの商品とっても
深く掘り下げることで
感性や人間性をも磨かれます。

セミナーで勉強することも
勉強になりますが
日常にあることから
違和感を感じ、
気づきを深めることで

感性や人間性は磨かれるのだと思います。

いろんな勉強を積み重ねてきましたが、
なにかもやもやしていたことが
解決されました。
『目の前のことを深く掘り下げる』

夕方までエスコヤマにいました。

ひとつの店をじっくり見ること、深く掘り下げることが大切だと
最近気づきました。

夜は
神戸の三宮のビジネスホテルにしたのですが、
小山さんの本に載ってたレストランを予約しました。
偶然にも、小山さんも今夜予約してたらしく、
隣の席に同席させて頂きました。

薪焼き料理のお店で、
スペイン料理のバールスタイル。

スペインのバールは
小皿でたくさんの種類を食べるスタイルです。

薪焼きとは、
ガスでも炭火でもなく、
薪でスモークしながら焼くスタイル。

素材の良さを後押しする焼く技術や味のバランスに
圧倒されます。

料理を食べて、美味しくて泣きそうな体験したのは
初めてでした(^O^)

どんなセミナーよりも、
大変感動的に勉強になりました。

食をもっと掘り下げたいと誓いました。

デザートにでてきた
スモークされたアイスクリームに
また圧巻されました！

今日は兵庫県三田市にある
エスコヤマさんに来てます。

話題も業績も業界を牽引される小山シェフが今取り組まれているのが
新しいチョコレートショップの建設です。

完成前に建築の工程を見学しに来ました。

先日のスペインで
ガウディの世界遺産建築を見ましたが、
世界遺産作るのかな？というくらい素敵な店になりそうです。

こんな店あったらみんな喜ぶなぁ(^O^)
会津にいつか作りた〜い。

『ないものねだり 』
という言葉があります。

ないものばかり探すから
不満になる。

生きてる。
目がある。
耳がある。
鼻がある。
口がある。
手足がある。
家族がいる。
友達がいる。
先生がいる。
仲間がいる。
仕事がある。
水が飲める。
食べ物がある。
夢がある。
希望がある。
元気がある。
目標がある。

などなど。

ん〜有り難い。

『足るを知る』という言葉があります。

今年も『あるもの探しゲーム』をしよう。

明けましておめでとうございます(^O^)

ってもう8日ですね。

ブログサボってました（笑）
すみません。

先日のNHK大河ドラマ『八重の桜』良かったですね〜。

精神性の美しさに、会津人として身が引き締まりました。

今日の午後は
氷の彫刻を習いに
知り合いの先生のところに行きました。

チョコレート、飴、氷と職人としての技術を磨くべきことがありますが、

今年も新しいことに挑戦して行きたいと思います。

『自分基準をあげる』