今日も京都
今日もなんと社長と京都に来ちゃいました。
和菓子の勉強会の合同企画で
京都に来ました。
老舗和菓子屋の末富さんの会長さんの講話がありました。
京都のお菓子屋の使い分けは三つに分けられるそうです。
大切なもてなすお客様が来るときには
お菓子屋を使います。
日常のお菓子は
饅頭屋。
餅系のお菓子は
餅屋。
お菓子は貴族文化だったそうです。
砂糖を食べれる身分の人は
お公家さんや神社仏閣の神官や神主さん、そこに出入りの商人くらいだったそうです。
季節感を大切にされてきました。
例えば栗は秋しか食べないそうです。
売れから年中栗は置かないそうです。(汗)
季節感をものすごく大事にしなければならないと思います。
季節のうつろいを楽しむのもお菓子。
俳句の感覚で、季節や周りを見てみるといいそうです。
情緒性があって素敵ですね。
万葉集や古今和歌集、童謡なども
ネーミングに生かされます。
それを読み取るお客様がいる文化。
お菓子は文化のバロメーターと言われますが
まさにそうですよね。
日本人のもつ食べ物の一番冷たい温度は
井戸水だったそうですたそうです。
冬の間に氷室で氷の貯蔵も昔ありましたが
宮廷への献上するためにあったそうです。
貴重品の氷をそこで白いウイロウで見立てた
水無月ができたのでしょうね。
お菓子は文化です。
お客様に生活文化を楽しんでもらうのが仕事です。
その生活文化や季節を売るのが
菓子屋です。
遊び心を楽しむお菓子。
生活文化や季節を楽しんでいただけるお菓子。
季節感を大切に。
ちなみに写メは
焼き印で表現してる菖蒲と卯の花をイメージしたもので
白と緑で
初夏に着る着物の色をイメージしたそうではす。


