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致知11月号より

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致知11月号より
伊藤謙介京セラ相談役のお話。

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当社は厳しい会社だとよく言われます。
確かに朝礼の際はピシッと真っ直ぐ並ばなければなりません。
稲盛は、
心が曲がっていたら列も曲がり、製品も曲がるとよく言いました。
私どもは、百万個に一個の不良も許されない厳しい仕事をしていますから、
朝礼で列も揃わない、
机の上も整頓できないというのでは
とても精度の高い仕事はできません。
ある新入社員が
『京セラは自衛隊と一緒ではないですか』
と言ってきた時、
『いや、自衛隊以上だ』
と私は答えました。
『我々は極めて精度の高い、芸術品以上の製品を大量生産しているのだ。
そのためには厳しい規律が必要なのだ』と。

自慢できるのは、
工場ではトイレのスリッパがいつも揃っていることです。
それは次の人が履きやすくするためであり、
バラバラで平気なようではお客様第一を標榜する当社の考えと矛盾するのです。
また、次工程にやさしいということは、
ものづくりでも基本です。
松下幸之助さんの右腕と言われた高橋荒太郎さんは、
商談で訪れた会社で必ずトイレを見たそうです。
そしてトイレが汚かったり、スリッパが揃ってない会社からはものを買わなかったそうです。

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『心が曲がっていたら列も曲がり、製品も曲がる』

社風や基本動作の大切が
身に染みます(^O^)

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