会社は誰のもの?
Q.さて問題です。
あなたの会社は誰のものでしょう?
社長?
役員?
株主?
社員?
A.正解は、
お客様のものです。
お客様が来て下さるから、
社員は仕事があります。
モノが作れます。
社長でいられます。
お客様が一番偉いということではありません。
欧米では、
対等だという考えがありますが
それも違う気がします。
ディズニーランドの考え方の
ゲストとホストの関係が理想かもしれませんね。
ゲストをホストはもてなし
予想を越える驚きと感動を与える。
だからまたゲストは来たくなる。
そこに価値があるからお金をだす。
老舗の考え方は
『暖簾は預かるもの。先代が築いたものを、次の世代に繋ぐため、
預かる。』
京都の老舗和菓子屋さんの社長さんは言ってました。
それをきき僕の解釈は
『お客様からも預かってる』
と思いました。
お菓子屋さんには
子供の頃
お母さんに手を引かれて来た思い出や
誕生日ケーキ、
お祝いの思い出が共にあります。
そこには
思い出と味の記憶が共にあります。
僕らは
それを守る責任があります。
川崎市新百合ヶ丘、リリエンベルグの横溝シェフに10年後の展望を10年以上前に
うちの社長が聞いたときシェフは
『あそこでお母さんとケーキを食べてる娘さんがいますよね(^O^)
あの娘さんがお母さんになったときにも
また来てくださる店でいますよ(^O^)』
と言ってらっしゃったそうです。
お客様の思い出を守る責任が
お菓子屋さんにはありますね。
太郎庵も30年お客様に支えられ応援していただきました。
怒られ、改善し、
喜ばれ、嬉しくなり。
恩返しをまだまだまだまだしてません。
だから、
僕らは今こそ
お客様の役に立つ責任があります。
申し訳ないけど、潰れるわけには
行かないんですよ(^O^)
太郎庵なくなったら
みんなの思い出
守れなくなっちゃいますから(^O^)

2011 年 3 月 17 日 9:28 AM
こういう時だからこそ、人間性・リーダーシップが問われてると思いますが、
私の一歩も二歩も先を行く徳さんのブログからは、勉強させられっぱなしです。
被災者のため、地元のため、そして社員のため、今朝の朝礼でも活かさせてもらいました。
今を乗り切れば、より強くなってるはずです。